龍角寺古墳群は印旛沼と利根川には挟まれた台地上に位置しています。
前方後円墳36基、円墳71基、方墳6基など113基の古墳が林間に点在する千葉県内屈指の古墳群です。
これらの中で特に注目されるのが岩屋古墳です。
全国的に見ても最大級の方墳。
6世紀後半、この地域に台頭してきた豪族が勢力を伸ばし、7世紀前半に築造したものと考えられている。ここから直線で北約1.5kmに7世紀後半に創建されたとされる龍角寺があり、それらの関連性は考古学上の謎。
(芝山町立芝山古墳 は にわ博物館参照)
また龍角寺古墳群101号墳は埴輪と墳丘が復元されています。
周辺は房総の里として整備されています。
駐車場、トイレはもちろんのこと資料館もあるので快適な古墳巡りを体験できます。
遊歩道をあるけど右も左も古墳だらけなのでテンション爆上がり間違いなしです。
龍角寺古墳群57号墳
場所:千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
墳形:前方後円墳
大きさ:長さ48m 高さ6.3m
龍角寺古墳群57号墳 |
龍角寺古墳群65 号墳
場所:千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
墳形:円墳
大きさ:径16m 高さ 1.7m
円墳
~現地案内板より~
6世紀中頃に築造。主体部は古代に盗掘されているが、南に位置した模様。
この 位置から雲母 片岩の破片や、粘土の塊が発掘された。
副葬品と思われる鉄鏃の破片も発見されている。
龍角寺古墳群65 号墳 |
龍角寺古墳群66号墳
場所:千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
墳形:前方後円墳
大きさ:長さ1.9m 高さ1.5m
龍角寺古墳群66号墳 |
龍角寺古墳群68号墳
場所:千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
墳形:前方後円墳
大きさ:長さ:30m 高さ:2.6m
龍角寺古墳群68号墳 |
龍角寺古墳群70号墳
場所:千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
墳形:前方後円墳
大きさ:長さ43m 高さ2.7m
龍角寺古墳群70号墳 |
瓢塚41号墳石室
成田市の方にある瓢塚古墳の石室が移築・展示されています。
現在の成田ニュータウン内、加良部にあった古墳の石室です。この古墳は瓢塚古墳群48基のうちの1基で開墾などで削られていましたが、昭和45年5月に発掘調査した結果、東西17.2m0、南北辺20mの方墳だったことが判明しました。
この石室では雲母片などの板石(18枚)を組み合わせて、玄室と羨道が作られ、副葬品として須恵器、直刀、鉄鏃などが納められていました。
終末期古墳の埋葬施設の例です。
瓢塚41号墳石室 |
アクセス
電車・バス/
・JR成田線成田駅→千葉交通バス竜角寺台車庫行き約20分 「竜角寺台2丁目」下車、徒歩8分
・千葉交通バス竜角寺台車庫行き約8分 「房総のむら」下車、徒歩3分
・ドラムバス(栄町内周遊バス)約15分 「ドラムの里」下車、徒歩3分
・JR成田線下総松崎(しもうさまんざき)駅→徒歩約30分
車/東関東自動車道成田ICから約20分
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