場所:千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
墳形:円墳
製造時期:6世紀前半
周辺環境及び詳細
龍角寺古墳群101号墳は千葉県風土記の丘公園内にあります。
最初は二重の周溝を持つ円墳として築造。
6世紀末になると周溝の中に箱式石棺など別の埋葬施設が設けられると共に、二重周溝の内側の一部を埋めて張り出し部をつなぐことにより古墳の形を変化さ せ、小規模な「作り出し」をもつ円墳としました。
墳頂部にある埋葬施設は木製の棺。
鉄製の刀、鉄鏃、馬具などが副葬されていました。
墳頂部と墳丘の裾部には円筒埴輪や朝顔形埴輪が並びたてられていたことが分かっており、二重にめぐる周溝の中間にある土手には家型埴輪、馬・鹿・犬・イノ シシ・水鳥で構成される動物埴輪や兵士、椀をささげる女性の埴輪が列を成して立てられていたことが推測されました。
(現地案内板を編集)
現在101号墳はきれいに復元され埴輪列も設置されています。
兵士団や盾持人埴輪、動物型埴輪などが配列されていたと思われます。
正面に居並ぶ兵士団は圧巻。当時も主人をしっかりと守っていたのでしょう。
アクセス
車・バス/JR成田線成田駅→千葉交通バス竜角寺台車庫行き約20分 「竜角寺台2丁目」下車、徒歩8分
→千葉交通バス竜角寺台車庫行き約8分 「房総のむら」下車、徒歩3分
→ドラムバス(栄町内周遊バス)約15分 「ドラムの里」下車、徒歩3分
JR成田線下総松崎(しもうさまんざき)駅→徒歩約30分
車/東関東自動車道成田ICから約20分
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