御嶽山古墳と案内板 |
基本情報
名称:府中市御嶽塚古墳(ふちゅうみたけやまこふん)
場所: 東京都府中市西府町1丁目
墳形:円墳
製造時期:6世紀~7世紀初頭
大きさ:直径約25m
周辺環境及び詳細
御嶽塚古墳群の主墳。
古墳群からは、円筒埴輪、圭頭太刀、金銅製の耳飾り等が出土。
御嶽塚は、もともとは古墳時代に築造された古墳で、 直径約25mの墳丘と、その周囲 に幅約7mの溝がめぐる円墳でした。 その後、 中世になると屋敷を壕で囲む約200m四 方の区画の中心に位置することとなり、さらに、 江戸時代には信仰の対象として祀られる ことになったと考えられます。
現在、 塚上に祀られている石詞には 「御嶽大権現 安政五年 十一月吉日 小野宮 「願主 内藤伊助」の銘があります。
御嶽信仰は、 山岳信仰のひとつで、中世以降さかんに なり、江戸時代に各地に広まりました。 小野宮は、 現在の住吉町3丁目に所在する小野神 社周辺の集落で、 本宿村に属していました。
西府文化センター周辺では、 御嶽塚の他にも、 古墳時代後期の6~7世紀はじめ頃に築 かれた13基の古墳が確認されています。
墳丘に配された円筒埴輪や石室に納められた圭 頭大刀、 金銅製の耳飾などが出土しています。
これらの古墳は、 この嫁の名に因んで御嶽 塚古墳群と呼ばれています。
その範囲は、東側の新鎌倉街道から西側の国立市境付近にま 「ときめたも こんどうせい あんださい でおよんでいます。
御嶽塚の北方約500mの位置には、国史跡武蔵府中熊野神社古墳が所在しています。
御嶽塚古墳群よりも後の時代に築かれたもので、上円下方墳という国内でも数少ない境形の古墳です。
発掘調査の成果をもとにして、 当時の姿に復元されています。
御嶽山古墳案内板より
古墳ギャラリー
アクセス
電車:JR西府駅から徒歩2分御嶽公園内
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