常陸真崎古墳群|茨城県東海村

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権現山古墳からすぐ近くの南東に真崎古墳群があります。地図にこそ各古墳の所在地は載っていませんが一帯は遊歩道が整備され、8基の古墳に看板が設置されているので容易に見つかります。2005年に調査が行われたのでその結果を看板にしているようです。円墳、方墳、前方後円墳、六角墳と多様な墳形を持つ古墳群です。

真崎古墳群第一号墳 

真崎古墳群第一号墳
真崎古墳群第一号墳

真崎古墳群第一号墳
真崎古墳群第一号墳の説明板
墳形:六角墳

大きさ:南北24m、一辺15m、高さ5.87m

西側の岡裾部が廃道により削り取られている。

また、北東側が腰高で構成に何らかの手が加えられた可能性がある。

真崎古墳群第二号墳

真崎古墳群第二号墳
真崎古墳群第二号墳

真崎古墳群第二号墳
真崎古墳群第二号墳の説明板

墳形:円墳

大きさ:直径20m、高さ66cm

一号墳の北東20m、3号墳の西10mにある低墳丘の円墳。古墳の高さの表記で「cm」は初めて見たかもしれない。

真崎古墳群第三号墳

真崎古墳群第三号墳
真崎古墳群第三号墳

真崎古墳群第三号墳
真崎古墳群第三号墳の説明板

墳形:円墳

大きさ:直径20m、高さ3.21m

1号墳の北東40m、4号墳の南西10mにある。墳丘は完全で整然と残されている。

真崎古墳群第四号墳

真崎古墳群第四号墳
真崎古墳群第四号墳

墳形:円墳

大きさ:直径20m、高さ3.38m

真崎古墳群の北端。3号墳の北東10mに位置する。南から北にかなり傾斜した地形に構築されている。墳頂部にはトレンチ状の落ち込みが残されており、攪乱部分で泥岩片がみられる。埴輪が樹立されていた。

真崎古墳群第五号墳

真崎古墳群第五号墳
真崎古墳群第五号墳

真崎古墳群第五号墳
真崎古墳群第五号墳の説明板
墳形:前方後円墳
大きさ:全長45m、後円部幅南北27m、東西25m
3号墳と4号墳の東に位置し、西面する前方後円墳。本墳は後方部が墳丘主軸に対して幅広の型式に属するもので改変された痕跡はみられず整然としている。

真崎古墳群第六号墳

真崎古墳群第六号墳
真崎古墳群第六号墳

真崎古墳群第六号墳
真崎古墳群第六号墳の説明板
墳形:円墳
大きさ:直径25m、高さ3.9m
真崎古墳群の東端、5号墳の後方部の南東にある。周溝は墳丘を全周しており5号墳の周溝を切って掘られている。

真崎古墳群第七号墳

真崎古墳群第七号墳
真崎古墳群第七号墳

真崎古墳群第七号墳
真崎古墳群第七号墳の説明板

墳形:円墳
大きさ:直径20m、高さ3.81m
ただし挙げ土がされている為実際は3mを乞えない高さと思われる。
3号墳の南東約20m、6号墳の西約25mにある。
墳頂部中心点から東南側裾部にかけて幅約3m、長さ11mに発掘調査跡が残っている。

真崎古墳群第八号墳

真崎古墳群第八号墳
真崎古墳群第八号墳

真崎古墳群第八号墳
真崎古墳群第八号墳の説明板
墳形:方墳
大きさ:東西15m、南北17m、高さ1.53m
1号墳の南東約20m、3号墳の南西約30m、7号墳の西約28mに位置する。
墳雄は改変されており、南側中央部には盗掘跡がみられる。

探訪情報

真崎古墳群分布図

所在地:茨城県那珂郡東海村大字村松字松川1605周辺
駐車場あり
トイレ無し


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