茨城県筑西市の古墳

 台畑古墳(だいはたこふん)

茨城県筑西市台畑古墳
台畑古墳

場所:茨城県筑西市村田128付近 【地図】

墳形:前方後円墳

製造時期:5世紀後半~6世紀前半

大きさ:全長70m、後円部高7m、前方部高4m




灯火山古墳と村田古墳群を構成。

接近して立地する築西市南台古墳、北台古墳、および葦間山古墳を含めて一つの古墳群を構成していると考えられている。

    

-------引用ここから----------------------

後円部が前方部に比べて高く、くびれ部があまり顕著にみられず撫肩状をしています。

主体部は、後円部に置かれているものと思われ、木棺直葬か、粘土槨が考えられます。

時期については、遺物が出土していないため、明らかではありませんが、立地・墳形などつくば市桜塚古墳に

近似しており、5世紀後半から6世紀初頭と考えられます。

------引用ここまで-----------------------

 

木々に囲まれた小山の中腹辺りに位置する古墳です。林道が古墳ギリギリを通っています。

駐車場がなく、道も車1台が通れるほどの幅なので、近隣へ駐車して歩いたほうが良いです。後ろは山、手前は細い道路があるだけで更に山。全体図を撮影しにくい古墳です。広角レンズが欲しい。


前方部に先達の跡が残っているので、そこから墳頂へ上がれます。

台畑古墳台畑古墳台畑古墳
  後円部      後円部の石碑    後円部の祠
この古墳でTVでFカップグラドルが、グラビア撮影の時に4枚パッドを入れる理由として、
「写真だと立体感が無くなるから」と言っていたのを思い出しました。
確かに写真だとこの古墳が持つ前方部から後円部にかけての美しいラインが表現しきれない。
肉眼で見るととても綺麗なラインを持っています。

台畑古墳台畑古墳台畑古墳
 美しいくびれ部分   前方部     

写真だとわかりづらいが美麗なライン

【アクセス】

電車・バス:「下館」からタクシー

車     :県道14号線村田付近を右

【一緒に回れる近くの古墳】

葦間山古墳 灯火古墳

引用文献:筑西市文化財HP


富士東古墳群浅間山古墳(ふじひがしこふんぐんせんげんやまこふん)

富士東古墳群浅間山古墳
富士東古墳群浅間山古墳

場所:茨城県筑西市中館631付近【地図】

墳形:前方後円墳

製造時期:不明

大きさ:全長45m、後円部径30m、後円部高さ7m

富士東古墳群の主墳。傍目からは完全な森です。周囲を一周すると先達の登った後があるのでそこから墳頂へと上がれます。墳頂には神社があり奥には小さい社(浅間神社)があります。社がある方が後円部と思われます。

前方部から見ると、後円部がかなり高いことが分かります。前方部の一部は畑の様になっていました。

富士東古墳群浅間山古墳富士東古墳群浅間山古墳富士東古墳群浅間山古墳富士東古墳群浅間山古墳

後円部にある鳥居と社 社付近には小石が 

【アクセス】

電車・バス:真岡鉄道線「折本駅」から徒歩15分程度

車     :国道294号線岡芹付近の信号を右 次の信号を左 農村集落センターを右

(車ルートは東京から)


富士東古墳群てらうしろ古墳

茶焙山古墳(ちゃぼうやまこふん)

茶焙山古墳(ちゃぼうやまこふん)
茶焙山古墳(ちゃぼうやまこふん)

場所:茨城県筑西市関本下付近

墳形:前方後円墳

製造時期:6世紀前半

大きさ:全長80m

埋葬施設:箱式石棺

出土品:六鈴鏡、管玉、丸玉、異形鈴釧、短甲、篭手、直刀、鉄鏃、馬鐸、杏葉、轡、鉋 など

字面を見る限り、良いにおいが漂ってきそうな、ほうじ茶が飲みたくなるような、そんな古墳です。前方部は削平され畑になっています。後円部は民家に囲まれ、近寄り難い。

自分の仕事に忠実な、犬に吠えられます。豊富な出土品が昭和八年に発見され、其の多くが東京国立博物館に収蔵されているとのこと。裏側は民家になっており、近づけない。

【アクセス】

電車・バス:常総線「黒子」からタクシーで約10分

車     :常磐線自動車道「谷原」国道294号線

(車ルートは東京から)

寺うしろ山古墳(てらうしろやまこふん)

寺うしろ山古墳

場所:茨城県筑西市中舘661付近【地図】

墳形:円墳

製造時期:不明

大きさ:径20m、後円部高さ4m

富士東古墳群の円墳。その名の通り寺(観音寺)のうしろに位置しているので訪問するときに目印になります。畑に囲まれ、古墳からは畑と寺の墓群を臨めます。かなり小ぶりで、古墳すきでなければただの土塊と思われてしまうかもしれません。

【アクセス】

電車・バス:真岡鉄道線「折本駅」から徒歩15分程度

車     :国道294号線岡芹付近の信号を右 次の信号を左 農村集落センターを右 中舘534付近で右

(車ルートは東京から)

船玉古墳(ふなだまこふん)

船玉古墳
船玉古墳

場所:茨城県筑西市船玉247

墳形:方墳

製造時期:7世紀中葉

大きさ:一辺35m、高さ4m

石室:横穴式石室、雲母片岩系の板石

茨城県内最大規模の横穴式石室を持つ。

古墳の主体部は玄室・前室・羨道からなる。石室の奥壁および西側壁面には赤色と白色の顔料を用いて靫(ゆぎ)や鞆(とも)、帯状文などの壁画が描かれていたともいわれているが、長年の開口により詳細は不明。

古墳は船玉神社になっています。すずめばちが出るので初秋は要注意です。

墳丘と石室は立ち入り禁止だが、墳丘に続く階段があり、付近には石碑と説明版がある

【アクセス】

電車・バス:「川島駅」から徒歩30分程度

車     :県道15号線「砂沼入り口」を右 200m行ったところを右

(車ルートは東京から)

桜塚(稲荷塚)古墳(さくらづかこふん)

桜塚(稲荷塚)古墳
桜塚(稲荷塚)古墳

場所:茨城県筑西市関本下337付近

墳形:前方後円墳(?)

製造時期:5世紀中頃

大きさ:全長50m(推定)、高さ3.5m

墳頂は削平され稲荷神社が祀られている。半分は公園になっており、墳丘は斬新な活用がされている。案内板によれば前方部が削られているが、土塁上の高まりが、道路を挟んだ南西の竹林内に存在し、これが前方部の一部と考えられている、とのこと。

サイドからみるとカーブがあり前方後円墳の形がわかる。

裏は児童公園になっており、墳丘を利用して滑り台を設置している。古墳の有効?活用。

【アクセス】

電車・バス:常総線「黒子」からタクシーで約10分

車     :常磐線自動車道「谷原」国道294号線

(車ルートは東京から)


駒塚古墳(こまづかこふん)

駒塚古墳(こまづかこふん)
駒塚古墳(こまづかこふん)

場所:茨城県筑西市黒子 付近

墳形:前方後円墳

後円部から石の階段があり、墳頂へ上がれる。墳頂には社がありぐるっと石で囲まれて居る。円部から考えると大型前方後円墳だとは思いますが、前方部がアパートによって削られてしまっていました。残念。

【アクセス】

電車・バス:常総線「黒子」 徒歩約5分

車     :常磐自動車道「谷原IC」 国道294号→357号

(車ルートは東京から)

宮山観音古墳(みややまかんのんこふん)

宮山観音古墳
宮山観音古墳

場所:茨城県筑西市宮山504番地(宮山ふるさとふれあい公園内)

墳形:前方後円墳

製造時期:5世紀早期

大きさ:全長:92m、前方部幅:37m、高さ4m、後円部径45m、高さ6m


駒形神社裏手に位置する前方後円墳。キャンプなどもできる公園の中にあり、模型模型も作られている。比較的整備されている古墳。くびれ部分に鹿島神社の鳥居があり、参道になっている。両サイドに橋にも似た結界?のようなものがあり前方部と後円部をつないでいるようにも見える。奥には鹿島神社があります。

【アクセス】

電車・バス:JR水戸線下館駅南口下車。

タクシーで約20分。

車     :常磐自動車道 土浦北I.Cより約30分、

桜土浦I.Cより約40分。

谷和原I.Cより約50分。

北関東自動車道 桜川筑西I.Cより約20分。

(車ルートは東京から)

稲荷塚古墳(いなりづかこふん)

稲荷塚古墳(いなりづかこふん)
稲荷塚古墳(いなりづかこふん)

場所:茨城県筑西市海老ヶ島

墳形:方墳

筑波山が見える素晴らしい景観です。

【アクセス】

電車・バス:常総線「黒子」からタクシーで11分

車     :常磐自動車道「谷原IC」国道294→131号

(車ルートは東京から)

【一緒に回れる近くに古墳】

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