基本情報
名称:九条塚古墳(くじょうづかこふん)/下飯野宇九条塚
場所:千葉県富津市下飯野763-1
墳形:前方後円墳
製造時期:6世紀中頃
大きさ:全長:105m、後円部径:59m、高さ7.0m、前方部幅:59m、高さ7m
石室:横穴式(自然石乱積?)
出土品:水晶切子、直刀、玉、鏃 等
富津市指定史跡
周辺環境及び詳細
九条塚古墳の周りには堀があり、外観からでも前方後円墳だと分かります。
掘りは二重濠で全長150mにも及びます。
ーーーーー現地案内板より抜粋ーーーーーー
埋葬施設は後円部中央から東に延びる横穴式石室(全長9.4m)で、明治43年に柴田常恵・小熊吉蔵らによる発掘調査が行われている。
石室の壁面は凝灰質砂岩自然石(礫石)の乱石積で、床面には川原石が敷いてあったとされる。
石室内からは人骨(数量不明)と直刀・鉄剣・鉄鏃・ころく金具・金銅装馬具(クツ・雲珠)・銀製耳環・銀製空玉・水晶切子玉・瑪瑙勾玉・ガラス玉などが出土した・
また前方部からは須恵器類(杯・高杯・台付壺・ハゾウ)が出土している。
墳丘には円筒埴輪がめぐる。
6世紀中葉の築造とされ、上野塚古墳との間には半世紀ほどの隔たりがあるが、須恵国の首長の復興を飾るにふさわしい規模の古墳となっている
ーーーーー引用ここまでーーーーーー
後円部から古墳へと接近できます。
枯れ葉に覆われ分かりづらいですが、石の階段があります。
墳頂には石碑があり、石碑の土台に石室の石を使用しているとのこと。
古墳ギャラリー
アクセス
電車: 青堀駅下車 徒歩30分
車 :君津ICもしくは君津中央ICでおり157号線
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