基本情報
名称:稲荷山古墳(いなりやまこふん)
場所:千葉県富津市青木1167付近
墳形:前方後円墳製造時期:6世紀後半
大きさ:全長:106m、後円部径:47m、高さ6m、前方部幅:74m、高さ6.6m
石室:横穴式
出土品:土師器、須恵器、埴輪 等場所
富津市指定史跡
周辺環境及び詳細
富津稲荷山古墳は内裏塚古墳群の中では第3位の大きさを誇ります。
ーーー以下現地案内板より抜粋ーーー
九条古墳に後続、三条塚古墳に先行する6世紀後期の築造とされる。
墳丘全長、前方部幅は九条古墳と帆の等しい値を示すが後円部が長く、後円部が小さく、括れ部が補足、前方部が長く大きく開いており、そのプロポーションは九条塚古墳、三条塚古墳とも異なる独特の形態を示す。
~中略~
当古墳は平成2年(1990)の調査で二重周濠の範囲が確認されるとともに、後円部南東側に凝灰質砂岩自然石乱石積の横穴式石室が開口することが明らかにされた。
石室については入り口部の確認にとどまり、内部については未発掘である。
墳丘部には隙間なく円筒埴輪列のめぐらされていることが確認されており、埴輪には赤や城に彩色されたものも認められる。
当古墳は周濠規模では三条古墳を上回り、6世紀後半の古墳としては東日本最大である。
ーーーーーー抜粋ここまでーーーーー
周りは田んぼと畑に囲まれた静かな場所に位置します。
横から見るとくびれ部分が大きく削られています。
なんと昔は墳丘に人が住んでいたそう。
まむし注意の看板があるので、足元に気をつけてください。
古墳ギャラリー
アクセス
電車:青堀駅下車 徒歩30分
車 :国道16号線自治会舘が見えたら東南へ曲がる
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