倉塚古墳(スベリ山古墳)|奈良県馬見丘陵公園

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倉塚古墳|奈良県北葛城郡河合町
倉塚山古墳 前方部と後円部

基本情報

名称:倉塚古墳(くらづかこふん・スベリ山こふん)
場所:奈良県北葛城郡河合町佐味田2202
墳形:前方後円墳
製造時期:5世紀前半
大きさ:全長 180m
 

周辺環境及び詳細

美麗古墳の一本松古墳の隣に位置する古墳で、別名スベリ山古墳です。

受験生は近寄らないほうがよさそうな名前です。

一本松が美麗でなだらかなフォルムを持つのに対し、こちらの倉塚古墳は凸凹があり男性的なフォルムです(あくまで個人の印象です)

墳丘主軸を東西にとる前方後円墳。
墳頂長180mと全国でも50番目に入る規模を誇る倉塚古墳ですが、発掘調査がされていないため詳細は不明です。

1951年に採土され、その時に北東側の外堤にあった埴輪列の間から円筒埴輪を棺に使った埋葬施設が発見されました。

その埴輪の特徴からこの古墳は4世紀ごろに築造されたのではないかと思われています。

前方部と後円部とみる方向から印象がかなり変わります。

後円部は森の中にあり、昼間でも薄暗い印象で墳丘も採土のためかぼこぼこしていますが、前方部は開けている場所にあるため明るく、墳丘もなだらかです。

見る方向によって二面性を楽しむことができる古墳です。

古墳ギャラリー

倉塚古墳|奈良県馬見

アクセス

電車・バス:近鉄「池部」徒歩2分で馬見丘陵公園入口、近鉄「五位堂」路線バス33系統「馬見丘陵公園」
        近鉄「高田市」・「大和高田」から「竹取公園東」


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