虎塚古墳|茨城県ひたちなか市

虎塚古墳基本情報

虎塚古墳|茨城県ひたちなか市
虎塚古墳

名称:虎塚古墳(とらづかこふん)

場所:茨城県ひたちなか市中根字指渋3494-1【地図】

墳形:前方後円墳

製造時期:7世紀前半頃(推定)

大きさ:全長56.5m、高さ5.5m

古墳の詳細情報

日本最大規模の円墳。1974年(昭和49年)国の史跡指定。

石室内部からは、成人男子の遺骸が1体.副葬品:漆塗小大刀、形鉄製品、槍鉋(やりがんな)、鉄鏃、鉄板などが発見されている。

最大の特徴は関東にはめずらしい彩色石室。春と秋の年2回石室内部が特別公開されます。

虎塚古墳石室

上記は虎塚古墳壁画 石室内部の彩色(レプリカ)天井はベンガラんぼ赤で塗りつぶされ、正面奥、左右の壁面に同じベンガラの赤で彩色がされています。正面左下の線は弓矢だそうです。幾何学模様は今のところ何を表しているのかは不明だそうです。

虎塚古墳の石室
虎塚古墳の石室

正面に描かれている円二つが真ん中ではなくやや右寄りなのが気になります。

古墳時代後期の7世紀初頭に築造された墳丘全長56.5m、後円部径32.5m、前方部幅38.5m、高さ5.5mの前方後円墳です。

 昭和48年(1973)の発掘調査で、後円部の横穴式石室から凝灰岩(ぎょうかいがん)の上に白色粘土を下塗りした上に、料のベンガラ(酸化鉄)で描かれた彩色壁画が発見されて話題になりました。

 石室内部からは、成人男子の遺骸(いがい)1体と、小太刀・刀子(とうす)・やりがんな・鉄鏃(てつぞく)などの副葬品が検出されました。 壁画は、連続三角文・環状文・円文などの幾何学文や、槍・太刀・靱(ゆき)・楯などの武器・武具や首飾り・馬具などが描かれ、東日本を代表する壁画です。 その後、公開保存施設を整備し、壁画は春(4月上旬頃)と秋(11月上旬頃)に一般公開を実施しています。引用元:茨城県教育委員会HP


アクセス

車  :北関東自動車道 ひたちなかインターから車で約5分

電車:ひたちなか海浜鉄道湊線中根駅下車徒歩約25分

     JR勝田駅から車で約15分

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