稲荷森古墳| 山形県南陽市

基本情報

名称:稲荷森古墳(いなもりこふん)

場所:山形県南陽市長岡944【地図】

墳形:前方後円墳

製造時期:4世紀頃

大きさ:全長約96m、後円部径62m、高さ約10m、前方部:長さ34m、前方部端幅32m、高さ約5m

      後円部は三段築成


出土品:陶器片、人骨

古墳の詳細情報

南陽市は山形県南東にある市です。鶴の恩返し発祥の地ではないかとされています。市内には赤湯温泉もあり観光地として人気があります。

そんな東北の雄・稲荷森古墳に訪問したのは12月。天候・吹雪。

残念ながら良い写真は撮れませんでしたが、貴重な雪化粧古墳が撮影できました。

「稲荷森古墳」は、4世紀ごろの築造とみられ古墳時代前期です。はやい段階から大和政権の支配が東北まで及んでいたことが伺えます。

全長約96mの前方後円墳で、県内では最大であり、東北地方でも有数の規模です。

前方部に対して後円部が大きく、頭でっかちな見た目 です。

この古墳は、置賜地方を支配した当時の首長の墓と推定されていますが、力の象徴や権力の記念碑的要素も考えられるようです。

公園になっているそうですが、閉鎖されて入れず。

柵の外からの撮影が精一杯でした。

【アクセス】

電車:JR「赤湯駅」徒歩20分

車  :南陽高畠IC 赤湯 小学校裏

コメント