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極彩色の壁画で高松塚古墳と共に考古学ブームをもたらしたキトラ古墳は壁画の保存と墳丘の復元作業がお粉られていた。2016年ついに墳丘が完了。資料館と共にお披露目された。
キトラ古墳 |
資料館〇、駐車場〇、トイレ〇
----------------- 以下、現地案内板抜粋引用-------------------------
平成10年 に行った内部探査は、超小型カメラによる石槨の監察であった。その結果石槨内の壁面には四神、天井には天文図の壁画が確 認された。
石槨は、凝 灰岩切石を組み合わせたもので、北壁一枚、東西側壁各3枚、天井4枚と南壁・床面で構成されている。
天上部はマ ルコ山古墳同様に、屋根形のくりこみがある。
石槨寸法 は、幅103.2cm、高さ111.1cm+α(床面がうまっている)である。
北壁には亀 に蛇が絡まった姿の玄武を確認しており、東壁には青龍の上顎と舌先が見られる。
西壁には頭 を北に向けた白虎が描かれている。
これらの四 神図は白虎の方向や線の太さなどの違いはあるものの、高松塚古墳壁画と類似している。
一方天井に は大きな三重の同心円の内規・赤道・外規と天の赤道と交差する黄道が描かれ、更に多くの星座が表現されている。
この天文図 は、中国蘇州にある淳祐天文図(13世紀)よりも約500年程古く、現存するものでは世界最古の天文図であるといわれて いる。
----------------- 以上抜粋ここまで-----------------------------------
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GWや秋の連休に修復作業中の壁画を公開することがあるので、合わせていくのがお勧めです。 |
【アクセス】
電車:近鉄吉野線「飛鳥」
バス:奈良交通「檜前」
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