神奈川県の東、秋葉山古墳群の近くにもう一つ大きな古墳群がある。上浜田古墳群 第1~3号墳。
上浜田古墳群 1号墳 (馬捨床)
|
上浜田古墳群 1号墳 (馬捨床) |
墳形:円墳
築造時期:5世紀頃ではないか
所在地:〒243-0412 神奈川県海老名市浜田町1−1 三塚公園内
ーーーーーーー以下現地案内板より抜粋ーーーーーーー
この付近には触部塚古墳を始めとする上浜田古墳群があります。 上浜田古墳群は、 4~6世紀にかけて造された相模流域屈指の古墳群です。このうち1~3号墳が近接していたことから 「三塚」と呼ばれ、 浜田町区画整理事業のなかで、1,2号頃が現状保存されて 「浜田三塚公園」 となっていますが、 1号墳 (馬捨床)・2号墳ともに未調査のため形や年代は不明です。3号墳は、 昭和 48 (1973) 年の発掘調査の時にはすでに墳丘失われていましたが、 直径約35~36mの周溝が確認されました。 この周溝から径30m前後の円墳と推定されていますが、 出土遺物は無く、 築造年代は不明です。
平成 14 (2002) 年の発掘調査で2号墳の西側にあった4号頃は、 中世の塚であったことが確認されています。
ーーーーーーー以下現地案内板より抜粋ーーーーーーー
上浜田古墳群 2号墳
|
上浜田2号墳 |
墳形:円墳
築造時期:5世紀頃ではないか
所在地:〒243-0412 神奈川県海老名市浜田町1−1 三塚公園内
上浜田古墳群 6号墳
|
上浜田6号墳 |
墳形:方墳
築造時期:4世紀頃
大きさ:22×22m
所在地:〒243-0405 神奈川県海老名市国分南3丁目31
ーーーーーー以下現地案内板から抜粋ーーーーーー
この付近には瓢箪塚古墳を始めとする6 あざめい 基以上からなる古墳群があり、 字名から かみはまだこふんぐん 「上浜田古墳群」 と呼んでいます。
上浜田古墳群には7号墳の北側や5号墳 の南側にも古墳があったといわれ、 相模川流域では屈指の古墳群です。上浜田6号墳は、 発掘調査により周溝の一 部が見つかり、 一辺が22m程度の方墳であったと推定されています。出土した壺形土器から4世紀に築造されたこの地域の豪族の墓と考えられています。
ーーーーーー抜粋ここまでーーーーーー
上浜田古墳5号墳(太鼓塚古墳)
|
上浜田5号墳(太鼓塚古墳) |
墳形:円墳
築造時期:不明
大きさ:不明。地図からは2号墳と同じくらいの大きさと思われる
所在地:〒243-0419 神奈川県海老名市大谷北2丁目25
住宅地に囲まれてこれ以上地被くことができなかった。
瓢塚古墳
|
瓢塚古墳 |
墳形:前方後円墳
築造時期:4世紀~5世紀初頭
大きさ:推定長さ80m
所在地:〒243-0405 神奈川県海老名市国分南3丁目31
ーーーーーー現地案内板から抜粋ーーーーーー
相模川とその両岸の平野を見下ろす、ここ座間 丘陵上には、 7基の古墳が確認され、 上浜田古墳 群を形成しています。 上浜田古墳群は、円墳、方墳 前方後円墳からなる4~5世紀代にかけての古墳群であり、 瓢箪塚古墳は古墳群内で現存する唯 一の前方後円墳で、 市内最大の古墳です。
瓢箪塚古墳は、地元では「ひょうたん山」と呼 ばれ、古くから親しまれてきました。 また、明治 43年には郷土史家中山毎吉によりその著作『神 社名勝古蹟誌』 のなかで、 瓢箪塚古墳の計測結果が記されるなど、 古墳としても古くから認識され、 大正8年には、当時の海老名市村が墳丘部分を保存のために購入し、村有地としました。平成8年の発掘調査の結果、 神奈川県内では最古級とみられる埴輪片が出土し、4世紀から5世紀初頭にかけて造られた古墳であることが判明しました。 造られた当時は前方部がもう少し南に延び、長80m級の規模であったろうと推定されます。
ーーーーーー抜粋ここまでーーーーーー
古墳周辺は「ひさご公園」として整備されている。訪問したのがかなり前なので記憶があいまいだが駐車場やトイレはなかったと思う。
|
瓢塚古墳 |
コメント
コメントを投稿