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2012/10/06
秋の奈良古墳散策①
三連休を利用して奈良散策へ。
9/15.16の二日間の旅です。
15日の天気は快晴。
始発の新幹線で奈良へ向かう。
JRを乗り継いで天理市へ。
柳本駅にコインロッカーはないので天理駅で預けました。
山の辺を散策するなら天理駅が大きいので便利です。
近鉄とJR両方あります。
レンタサイクル、コインロッカー、少ないですが宿もあります。
10時前に柳本駅に到着しました。
本日の予定は 黒塚古墳→行燈山古墳(崇神天皇陵)→櫛山古墳→渋谷向山古墳(景行天皇陵)
→黒塚古墳資料館で講演会拝聴→柳灯会
結構なハードスケジュールに見えますが、それぞれがとても近いので歩きで回れます。
まずは日本最多の銅鏡33枚が発掘された黒塚古墳へ。
夜に行われるライトアップを見る前に昼の姿を確認
次に行燈山古墳(崇神天皇陵)へ。
黒塚古墳から徒歩5-6分。
さすが天皇陵です。
敷居が高くて文字とおり近寄りがたし。
右手の農道?らしきところを行くと後円部に回り込めるようになっています。
行燈山古墳→
後ろにある櫛山古墳へはこの農道を通って行くと、近道な上行燈山をずっと見ていられます。
櫛山古墳
櫛山古墳は双方中円墳という珍しい形です。前方後円分の円部分に方形の造出が付いています。
上からみるとキャンディー状になっています。
櫛山古墳後ろから
う~ん。双方なのがわかるようなわからんような・・・。
山の辺の道を通って渋谷向山古墳(景行天皇陵)へ。
渋谷向山古墳はでかいのですぐ分かります。
渋谷向山古墳
後円部の農道を通ってシュロ古墳へ。
地図見ながら行ったんですがやはり迷いました!農道を通って行くのですが細い道が沢山あり、どの道が地図上の道なのか照合が取れずぐるぐる。
炎天下の中、5分くらいの距離を20-30分程迷っていました。こちらが、やっと会えたねシュロ古墳!!!
帰りは渋谷向山古墳を通って国道へ。
国道沿いには水口神社。
右側には
上ノ山古墳。カミノヤマ
行燈山古墳付近まで国道を歩いて戻ります。
山の中を歩いていたときは2時間かかりましたが、国道をまっすぐ歩けば15-20分です。
伊射奈岐(イザナギ)神社に着きます。
延喜式神名帳にでてくる城上郡の伊射奈岐神社に比定されています。
伊射那岐・・国産みのと男神として有名ですね。なくなった妻・伊邪那美を連れ戻すべく黄泉の国へいったが、決して見てはいけないと言われ他にもかかわらず、妻の姿を見てしまった。伊邪那美は死後の醜い姿になっていた。
結局、妻・伊邪那岐を黄泉から連れ戻すことができなかった伊邪那岐は穢れを落とすために禊を行った。
すると最後に天照大神(アマテラス)、月夜見尊(ツクヨミ)、素戔嗚尊(スサノヲ)の神々が生まれた。
社内ご由緒によると伊射那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ) 両神をお祭りしているようです。
神社は実は古墳の中にあります。
古墳が神社の中にあるのか、神社が古墳の中にあるのか分かりませんが、大和天神山古墳です。
道路で半分削られています。
時間が迫ってきたので黒塚古墳資料館に隣接する障害ふれあいセンターへ。
こちらで黒塚古墳資料館開館10周年記念講演「黒塚古墳の調査成果から」を拝聴します。
15:00~17:00
入場無料・申し込み不要の良心的イベント!
当日は資料館の無料開放も行なっていました。
講演会を聞いたあと、資料館を見学すると「おぉ!これがあの・・」となって倍楽しかったです。
日が暮れるまで時間があったのでもう一度行燈山古墳へ行き、ぼーーーーーと見る。見る。見る。
夕暮れの行燈山古墳もおつでした。
薄暗くなってきたので柳灯会の会場長岳寺へ。そして、メインイベント黒塚古墳のライトアップへ
蚊にくわれまくり、遠くで雷もなってきたので撤収。
駅から会場までもろうそくで飾られています。
本日の宿のある天理へ
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